土壌汚染
SOIL CONTAMINATION
〈環境基準濃度と土壌汚染による健康被害〉
セメント・セメント系固化材を使う地盤改良は、六価クロム溶出試験を行う必要があります。また再利用する場合、溶出試験結果を利用者へ提示しなければいけません。また、六価クロムが皮膚や粘膜に付着した状態を放置すると、皮膚炎や腫瘍の原因になります。
〈土地の資産価値〉
不動産取引に伴い、汚染・地下埋設物などがあると資産価値はマイナス評価されます。杭基礎とした場合、解体時に撤去が必要です。座屈や折れた場合、地中に杭が残り産業廃棄物へ。さらに杭引抜きは騒音・振動が発生し、引抜き工事の工期は長く、過大な費用が発生します。
軽量地盤材『ジオフォーム』
〈土壌汚染〉
土壌汚染物質は分子レベルにも含まれておりません。耐薬品性・耐油性で取り上げた薬品が土壌に含まれない限り、溶解しません。たとえ溶解したとしてもジオフォームそのものは汚染物質に変化しないので安心です。
〈大気汚染/騒音/振動〉
オゾン層に影響を与えるフロンは使用しておらず、炭素と水素から成るので単独で燃やした場合、ダイオキシンは発生しません。敷き込みに重機を使用しないので、騒音・振動が無くCO2削減に貢献します。
〈地球温暖化〉
熱伝導率が低いので断熱性に優れており基礎からの熱損失を大幅に抑えます。エネルギー消費を減らし、CO2削減に貢献します。
〈リサイクルで再び資源へ〉
ジオフォームは単一素材である為、分別が容易で、熱や溶剤・圧縮により体積を減らす減容が可能です。リサイクル特性に優れており、プラスチック製品・燃料・発電等に再利用されます。2008年発泡スチロール再資源化協会調べでは、全体の83.5%リサイクルされています。
〈資産価値〉
六価クロムなど、汚染物質を発生させないので、不動産価値は維持されます。また、解体には特殊な重機が必要ありません。軽量なジオフォームは浅層にあるので、取り残しの心配が無く処理が簡便です。過大なコスト負担が無く、建替えする場合、再使用することも可能です。